2009年5月25日月曜日

グーフィー (1932年5月25日)

5月25日は、グーフィー (Goofy) の誕生日です。

1932年5月25日に「ミッキー一座」で初めてスクリーンに登場しました。

この作品の中で、ピーナッツを食べながらばか笑いをしている犬がディピー・ダウグ (Dippy Dawg) で、グーフィーはこのディピー・ダウグと同一のキャラクターとして描かれています。

そして、2年後の1934年8月11日公開「ミッキーの芝居見物」で、正式にグーフィーという名前で登場。
その後、1939年3月17日公開の「グーフィーの釣り天狗」(Goofy and Wilbur)で、初めて主演を務めています。

グーフィーの誕生日については5月12日と言う説もありますが、1932年の映画公開当時一部の館で5月12日に先行上映されたためで、公式の発表では1932年5月25日とされています。

言わずとしれた、「ビッグ5」(米国では "FAB 5" や "fabulous 5")と呼ばれる、ディズニーのメイン・キャラクターの一人。

主な出演作品は、「グーフィーの釣り天狗」(Goofy and Wilbur)、「パパはグーフィー」(GOOF TROOP)、「グーフィーとマックス ホリデーは最高!」(A Goofy Movie)、「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」(The Three Musketeers)など。

ディズニー作品の中では、グーフィーの耳を省略することで擬人化して人物を表現することがあり、2004年の「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」では、主要キャラクター以外は全てグーフィーに似た人物で描かれています。

このように、同じ犬をモチーフとしたキャラクターである「プルート」との違いは擬人化されているところで、「グーフィー」が主人公の短編アニメは、仕事や家庭を持ち趣味に勤しむという成人男性をテーマにしたものが多いのが特徴です。

のんびりとした性格で、ゆっくりしたしゃべり方や独特の笑い方が特徴。車に乗ると性格が大きく変わったり、落下・衝突などのシーンはでは、"YAAAAH-HOO-HOO-HOO-HOOEY!"という奇声を発するなど、急に早口になったり時々おかしな返事することもあります。

常にスローペースに行動するため、性格が噛み合わないのか、ドナルドとの共演作品はミッキーとの共演作品に比べて少ない。

出演作品の中で食べ物だけではなく、食器まで食べるシーンがあることで、犬ではなく狼であるという説もありが、当時の作品を担当したアニメーターの「ウォード・キンボール」が生前の2000年にインタビューで犬だと答えています。
年齢の設定は、登場する作品によって変動しているが、「マックス」(Max)と言う息子がある事から「ミッキーマウス」や「ドナルドダック」よりも年長と思われます。

作品の中で、妻と思われる人物は声と手のみの登場であり、短編作品以外での登場はなくことから、シングルファザー的な描かれかたをしています。

服装はミッキーやドナルドとは違い、上半身・下半身とも服を着ていることが多く、黒のベスト・オレンジ色のセーターにブルーのスラックス、茶色の大きな靴が基本。帽子は登場作品の年代で変化していますが、現在では緑に黒のラインの入った帽子が着用し、トランクスは初代から変わらず、白地に赤の斑点を愛用しています。

ペットは猫で、「パパはグーフィー」ではワッフルズ、ミッキーマウス クラブハウスの一部エピソードではペティーボーン(Pettybone)という猫を飼っています。

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